02日 3月 2017

　有光工業の新商品である走行式動力散布機が農機新聞(２０１７年２月１４日)で紹介されました。

有光工業

背負わず楽々作業「走行式動力散布機を発売」

　有光工業(株)＝大阪市東成区深江北1-3-7、電話：06-6973-2010、有光幸紀社長＝は走行式動力散布機「ＳＧＴ-７０３５」を発売した。タンクに肥料を入れて重くなった動散を背負うことなく、楽々と散布作業ができる。

　背負動散は一袋20キロの肥料を入れると30キロ以上の重さになり、これを背負って畦道を歩きながら散布作業するのは大変な重労働。また農業者の高齢化も進み、省力化が求められている。 　

同社は、走行動散のニーズが多く寄せられていたことから「軽くて使いやすい」を追求した機械を開発し、「背負わない動散」として田植機搭載型動散に続き走行動散を発売することになった。 　

　＜特徴＞ 　

1.　後ろ側に操作部が集中しているので操作しやすい。 　

2.　アルミフレームを採用しており、軽量・コンパクト 　

3.　動散やバッテリー部を低い位置に設けた低重心設計 　

4.　直立安定性に優れた形状のノーパンク・ハート型タイヤを採用 　

5.　オーロラ噴管は左右どちらにも変更できる 　

6.　バッテリー残量が一目でわかるメーター付き 　

7.　バッテリー着脱式 　

8.　 一度の充電で６～１０時間(３反の水田９～１０ヘクタール)使用可能 　

　＜仕様＞ 　

　本体寸法＝全長1170×全幅720×全高1100ミリメートル 　

　乾燥重量＝38キログラム 　

　薬剤タンク容量＝32リットル 　

　エンジン＝排気量53.2立方センチメートル 　

　空冷２サイクル立型ピストンバルブ式ガソリンエンジン 　

　充電時間＝６～７時間 　

　駆動方式＝後輪ホイルインモーター、ソフトスタート機能付 　

　走行速度＝毎秒０～１．６メートル(乾燥重量時) 　

希望小売価格(税抜)＝30万7700円